カネノナルキの花
ここ数日厳しい冷え込みが続くが、もっともっと寒い北国で避難所生活を余儀なくされている方々のことを思うと胸が痛む。被災された方々に安穏な日々が1日も早く訪れますように…。 さて、この時期になるとよく聞く『1月往ぬる、2月逃げる、3月去る』という言葉。昔の人はうまいこと言ったものだ、と実感する。つい数日前に新年の挨拶を交わした気がするのに、週明け29日にはもう2月号が発行されるのだから。 その2月号の編集後記、『以前カネノナルキを株分けしてくださった読者から「家の鉢に花が咲いたから見に来て」と電話が。ピンクがかった小さな白い花が無数に咲き、まるで宝石箱をひっくり返したよう。新年早々素敵な花を魅せて頂いて気持ちがほっこり♡花の写真と記事はブログにて!』を読んでカネノナルキの花の写真を見たいと思ってHPを覗いてくださった方、ありがとうございます!どうです?ステキな花だと思いませんか?! 一昨年、鹿子台北町の編集室近くにお住まいの梅本さんから頂いた多肉植物3鉢のうち1鉢は取引先のお花好きな方に差し上げましたが、実はその方からもカネノナルキに花が咲いたと喜びの言葉と写真が昨日送られてきました。 手元に残った2鉢の内の1鉢は「カランコエ」という種類でオレンジ色の可愛い花をつけたと昨年紙面でも紹介しましたが、問題は我が家に残るもう一鉢。カネノナルキであることは間違いないのですが、花が咲く気配は全く無しなのはどうしてなのかしら?? かつて農業試験場に勤務し洋ランの研究をしていた義兄に聞いてみたところ『カネノナルキと言われるものは約300種もある。水をやり過ぎると葉がみずみずしく緑豊かに育つけれど、夏の水やりを控えると葉は元気なくなる代わりに花芽に栄養がいって開花に備えるらしい。種類にも関係有るのでは?』と返事がきました。葉っぱは元気なので水をあげすぎたのかも。今年は水を控えめに育ててみることにします。三寒四温で春を待つ、もうすぐ立春…。 (編集室/ちぇけら・ケイ)